糖尿病の判定基準・糖負荷試験

糖尿病があるかないか、その程度はどの位かを診断するためには、糖負荷試験が必要になります.この検査では砂糖水を飲んだ後の血糖、尿糖、インスリン・ホルモンの値等を測定します.これらの値をみてを糖尿病の診断を行い.今後の治療方針に役立てます.

糖負荷試験の手順

糖負荷前

糖水服用
(75g)

30分後 60分後 120分後
採血
検尿
採血 採血
検尿
採血
検尿
 

検査前夜9時以降は絶食.起床後飲食せずに来院して検査を受けます.
検査終了までは喫煙、運動を避けます.                    

 

75g経口糖負荷試験の結果による糖尿病の判定基準
 

判     定

正 常 型

境  界 型
(かくれ糖尿病)
糖  尿 病 型
負荷前血糖値(mg/dl) 110未満 いずれにも
属さない
126以上
負荷後2時間血糖値(mg/dl) 140未満 200以上
  (両方を満たす) (いずれか
満たす)

(日本糖尿病学会)

糖尿病の臨床診断(抜粋;糖尿病42(5):385〜404,1999)

  1. 空腹時血糖値 126mg/dl以上、糖負荷試験2時間値 200mg/dl以上、随時血糖値 200mg/dl以上のいずれか(静脈血漿値)が,別の日に行った検査で2回以上確認できれば糖尿病と診断.

  2. 糖尿病型を示し,かつ次のいずれかの条件がみたされた場合は,1回だけの検査でも糖尿病と診断.

    • 糖尿病の典型的症状(口渇,多飲,多尿,体重減少)の存在

    • HbA1c(ヘモグロビン・エー・ワン・シー)6.5%以上

    • 確実な糖尿病網膜症の存在
       

  3. 過去において上記1ないし2の条件がみたされていたことが確認できる場合は,現在の検査結果にかかわらず,糖尿病と診断するか,糖尿病の疑いをもって対応.



 糖尿病   |   境界型 (かくれ糖尿病)と診断されたら

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